キリのエキスパートを目指す。

アーユルヴェーダセラピストとはインドと日本ではまったく違います。
日本人の素晴らしい細やかさ、繊細さはアーユルヴェーダ的で、かつ
親切なこまやかな心は世界で一番とおもいます。おもてなしの気遣いです。
なぜこの話になったかといえば、
インドでは
◎アーユルヴェーダの歴史と伝統。
◎アーユルヴェーダ製法工場
◎アーユルヴェーダ医師、
◎セラピスト
◎神(宗教ではありません)
がそれぞれ役割分担があります。
日本では
アーユルヴェーダセラピストは
すべてこの5つを背負わなければなりません。私が見る限り調和はありません。
ということは、です!
日本のアーユルヴェーダセラピストは育ちにくい土壌にあります。
この5つを自分の中で学び、消化し自分のものとしてゆくには大変な努力が要るわけです。
キリのエキスパートになると、
どうして謙虚にならねばならないかが、自然とわかってきます。
上記の5つの調和が自分のなかで小さく発生し、次第に根を張るからです。
日本人ならアーユルヴェーダの伝統は日本にはないけれども
この5つの調和を学び、アーユルヴェーダセラピストとして自立してゆくことはできるはずです。
それが日本独自のアーユルヴェーダのスタートとなります。
わけのわからなかったもやもやが晴れてゆくとき、
また違うステージに立てます。
人間という小宇宙は
プラーナによる生きる力と、
魂に分かれています。浄化という言葉やデトックスという言葉はもっと意味を咀嚼して使わねばなりません、
魂は宗教と結びついて、
生はアーユルヴェーダに結ばれています。
ジグマハーバル インディアが祈っているのは
宇宙の神です。この世界を創った創始者、
どの施術より、
クラシックなアビヤンガ
キリ
この二つがその道を案内してくれます。
それを理解するだけの文化が日本にはあり必ず日本的なアーユルヴェーダトリートメントは根を下ろすはずです。
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